ミザルで「Chrome」と「Edge」の併用メリット

2023年10月27日

ミザルとは東邦薬品がの提供する薬品発注システムで、スズケン「PS+マネジメント」と同じようです
どちらかを採用されている薬局向けの内容となります(以下は「ミザル」で書いていきます)

東邦薬品の発注システム「ミザル」を利用している店舗の方々は「Chrome」と「Edge」のどちらを使用していますか?

2022年Internet Explorerの廃止に伴い、ミザルもやっと「Chrome」か「Edge」のどちらかを使うようにという案内が流れました
フツーの方はどっちか選んで使えばよいじゃん!っていうでしょう。

実は「Chrome」か「Edge」同時にログインが可能なんで、
2つ起動して利用すると便利に使えるということをお伝えしたいと思います

今回は一切画像がありませんご了承ください

まずはChormeとEdgeで違いはあるか?

 私は両方使いましたが、それほど違いはないと思います
なので、普通に使う分にはどちらか選択して使えばそれで充分です
いやいや、それじゃネタにならんでしょー

まぁ、どっちかをメインで使用しておき、画面を閲覧用にもう一方を使うだけのことです
ただ、こちらのホームページで取り上げた、〇〇〇で書いたように、
バーコードリーダーを利用で発注するのでChromeが私は好きです

ChormeとEdge同時に起動する

別に同時に起動するといっても初期設定だけできていれば、IDとパスワードの入力できれば大丈夫です
何なら他のレセコンPCなどネットのつながる環境なら同時ログインもOK
なので、Chromeを中心に動かし、時に必要になったらEdgeで作業を行うだけの話なんですけどね

普通に使うアプリとデータを閲覧するアプリに分ける

ミザルで発注作業を行っているとこんなことを感じたことはありませんか?

「発注画面を抜け出して、薬品の発注履歴を見たい」
→発注のリスト作成中にわざわざ一度保存し、発注履歴の画面で確認後、発注画面に戻るのを繰り返す
→その都度薬品ごとにこんなことしてたら作業効率悪すぎ

発注画面を閉じずに、在庫分析表で在庫数量と処方数量を見たい」
→発注リスト作成中、在庫分析表を開いて現在どれくらい注文しているかを知りたいとき
→発注画面で薬品を入力すると在庫数量をクリックもできるが、そもそもこの表が見にくいし

「需要予測発注画面から個別の発注リストに追加したい」
→需要予測発注画面でリストアップされる薬品を、今作成している発注リストに追加したい
→需要予測発注の表示はありがたいが、個別で発注している薬にリストに加え一覧表で管理したい

「グループメールで分譲依頼メールが来ているけど画面を閉じずに、店舗の在庫数を確認したい」
→他店舗から薬品分譲依頼のメールを開いて、店舗の在庫の入出庫を確認して処理したいとき
→メールだけ見てすぐ処理でるだけ、在庫がすべて把握できれば良いけどそんな覚えてないし

(上記4つの事例の詳細を詳しく後述します)

今開いている画面を一度閉じて、確認をしてからでないともう一度画面を呼び出すのって、
すごい効率が悪いと思うのです

この作業って「そんなに苦痛じゃない」という人は、この記事は必要ありません(笑)

2つ使うと効率よくなるのか?

人によってですが、効率が良くなる人と悪くなる人がいると思います
私は2つ使用したい派だと思います
もちろんChrome単体で作業をすることもありますが、分析作業などは2つ同時に起動してます
慣れない人では作業が分からなくなり逆に効率が悪くなるかも

私はChromeで基本的作業を行い、
Edgeで参考資料などを閲覧するとしています

ご自身のミザルでの発注作業を見直し、いくつかの機能を行ったりきたりしている場合は、かなり効果的ではないかと思います
基本的に発注画面開き、参考資料に他の画面を参照する場合が多い気がします
次からは事例を挙げて説明していきます

事例1:薬品発注履歴を確認しながら個別発注画面を操作

本来発注したものは納品されれば履歴に残りますし、発注画面で薬品名を入力すれば発注済みと出ますが、
薬品の欠品があり数日商品が納品されてない場合、発注済み表示が消えるのでかぶって注文してしまうこともあります
特に欠品が多い(2023年9月時点)昨今、納品されず注文ばかりが卸に流れていて、
気が付いたら大量に納品されるなんてこともあります
欠品が多いこのご時世だからかもしれませんが、私はEdgeでここ1週間ほどの発注履歴を表示させておき、
Chromeで発注画面を出しながら発注をするようにしています

事例2:在庫分析表で薬品動向を確認しながら発注リストを作りたい

発注画面で薬品を入力したけど、薬品が期間中どれくらい処方されたかを知ったうえで発注したいとき、
その都度発注画面を抜け出して、在庫分析表などを開いて確認していたら、日が暮れます
ChromeとEdgeで発注画面と在庫分析表が開いていれば、ウインドウを切り替えるだけなので、効率が良いはず

事例3:需要予測発注の薬を、自身で作成している発注リストに加えたい

需要予測発注は薬が減ってくると表示される薬品リストですが、ここから直接発注することは可能ですが、
これを個別で作成している発注リスト加えたいときがあります
個別で作成している発注リストはまとめて一度リスト化して発注をしたいのです
今さら紙で発注リストを出力するのはどうかと思いますが、スタッフがたくさんいる薬局とかだと、
何を注文したか分からなかったり、かぶって注文を防ぐには効果的ではないかと思います

事例4:分譲依頼メールを開きながら、発注画面で薬品動向を確認したい

ミザルは社内メール機能で薬品分譲メールが来ますが、分譲依頼を受けても薬局の都合まで考えて分譲はしてくれません
受信メールだけでは判断できない場合、在庫分析表や、発注画面を閲覧して分譲しても大丈夫かを確認します
ここでも2種類ブラウザを使っていけば、開いたメールを閉じることなく在庫確認して、分譲可能かどうかを判断が可能です

ちょっとマニアックかもしれないけど、使ってみると便利さは分かるはず

いかがだったでしょうか?
そこまでする必要はないんじゃない?と思う人はそれでも良いです
(いや、すでにここまで見てないでしょうけど)
しかし、作業効率を上げ、ミスを減らすという意味では、
調査用画面と入力用画面を使い分けるのは意外と有効ではないかと思います
事例を4つほど上げましたが、何度も画面を切り替えて行う作業があるときは思い出してやってみると良いと思います

オススメ度・・・★★★★

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