自動ドアスイッチカバーを修理する

2023年2月23日

画像に意味はありません

薬局の自動ドア、よくあるタッチ式の自動ドアなのですが、薬局は日差しがさえぎられないためスイッチカバーの劣化がひどくもうボロボロ
おそらく3年ほどでダメになってしまったのではないかと・・・・
そこで、カバー購入を検討したにもかかわらず、結局修理したという記録です

日焼けの威力

今回の修理に関してまずはどんな感じかをお伝えします
まずは、3年ほどでの日焼けの威力はこんな感じ

ぼろぼろで、上下ですこしずつはがれていて、色もだいぶ変色してくすんでも見えるし、いつ崩壊してもおかしくない状態(笑)
薬局は日陰になる時が無いので、ずっと日に当たるという悪条件なので劣化が早いのかも
さすがにこんな状態で患者さんにこれをタッチしてもらうのはまずいということで動き始めました

業者を探す

このドアカバーですが、調べてみるとOPTEXとい会社、型番も自動ドアのリモコン部分に書いてあったのですぐにわかりました
早速ホームページを閲覧し、型番も同じものを発見
すぐさま問い合わせメールを投げてみましたが・・・
「当社では施工などの相談は受けますが、カバーなどは設置した業者を通して購入してください」だそうだ

そ、そんな、カバーの一つくらい簡単に売ってくれよー
おまけに薬局を建てた業者よくわかんないし
ウチの会社は、本社を通すといろいろ時間がかかるから面倒で面倒で・・・

近所に取扱店舗もありそうだけど薬局営業中に外に出ることが出来ないし無理だろう
ネットショッピングなども調べたけどカバーだけを販売しているところは見つからず
ダメかー、でも劣化はどんどん進んているし患者がこの汚いボタンをタッチするのはもっと嫌だし

仕方ない、作るか

っていうわけで、作ることにしました

カバーは壊れてない、上についているプレート部分だけ作る

日焼けがすごいと書きましたが、カバーは特にやられておらずプレート部分が剥がれ落ちてきているだけなので、その代用品を探します
代用品・・代用品・・個人的には薬局内にあるものでなんとかできないかを検討
(ケチなのでなるべく経費かけずに作りたいのが私の美学)

プレート部分はインデックスシートを使う

プレート部分に合うものを薬局内でいろいろ探しました
「白くて裏映りしない」「比較的薄い」「カッターで加工しやすい」という条件をクリアできること
最初はプラスチックの下敷きとか、クリアファイルなどを候補にしましたが、条件に合わず
いろいろ探したところ、2穴のインデックスシートが白く、それを採用しました
これをプレートにサイズに合わせてカットしました

イメージ同じになるようPCアプリからテプラで印刷

テプラ本体だけでは作るのは非常に難しいので、PCとテプラを接続して専用アプリ「TEPRA Label Editor」を使って印刷します
カートリッジは黒文字の透明ラベルの24mmでギリギリまで文字を配置、シール長さなどもコントロールして印刷
PCだと細かく操作できるのでお気に入りです

プレートにテプラシールを貼付

切り取ったインデックスシートですが、2枚ほど作成
せっかくなので文字サイズの違うものを作ってみました
透明シールを上下左右を気にしながら貼付しますが、そんなに神経質に貼付してません(笑)
結局、2つを並べてみた結果、お年寄りが多いこともあるので文字が大きいほうを採用しました

カバーにプレートを貼り付け

プレートを両面テープを使ってカバーに貼り付けしました(中央)左がドアの室内側の日焼けしてないカバー
右がプレートのみ、文字小さめ

24mmシールを最大限に使ってますが、「自動」や「PUSH」の文字は幅があるので表現できていませんが、それなりにうまく作れたのではないかと自己満足

完成

日が暮れて取り付けたのです見にくいです(スミマセン)

「押して下さい」の文字も大きくしたので、高齢者でも見やすくなったかと思います
インデックスシート若干裏映りしてましたが、許せるレベルなので、これで完成としました

まとめ

今回は業者に注文せずDIYでなんとかしてみました。
後は日焼けがどこまで対応できるかが問題ですが、しばらくは様子を見ようかと思います。予備のプレートとシールは出来ているので、劣化してもすぐに交換できるし、仮に1年くらい持てばそれでも良いのかも。

買おうと思えば買うことも出来ますが、私のように「出来るだけ安く」「薬局にあるものを使う」ということで何とかしてみようという気持ちがある人はおすすめします。

(2023年2月現在の追記)
2か月ほど経過してますが、紫外線の焼けなどもなく使えてます
ボロボロで放置して入るのをためらわれることはなくなったかと思います(良かった良かった)

オススメ度・・・★★★

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