Musubiの患者サマリの併用薬入力は意外と簡単だった(小ネタ)
いつもいつもMusubiの悪いところしか書いてないのですが、
今回ちょっとだけ便利な機能(今回は小ネタ)があったので紹介したいと思います(笑)
以前、「Musubiを使っていて気になること その1」で、「併用薬選択画面の工夫を」という内容を書きました
「患者サマリ」の中にある併用薬の入力が面倒と・・
薬歴を書くうえで患者サマリもちゃんと入力してますよね?薬剤師ですし(笑)
しかし、新患さんで10種類以上の薬を併用していると、併用薬にイライラします
「こんなにたくさんの薬を飲みやがって」とか、「こんな薬漬けになってかわいそう」とか、そういうことではありません
併用薬が問題ないかは大前提ですが、多数の併用薬の入力に時間を費やすのってストレスではないでしょうか?
先日の例、トコフェロールの場合、薬品名を入力する画面にて、
「トコフェ」と入力すると候補として、こんなふうに表示されます
トコフェロールニコチン酸エステルカプセル100mg「トーワ」
トコフェロールニコチン酸エステルカプセル200mg「サワイ」
トコフェロールニコチン酸エステルカプセル200mg「ホリイ」
トコフェロールニコチン酸エステルカプセル200mg「日医工」
候補の中から薬を選択し、入力するのが普通です
しかし、アトルバスタチンとかアムロジピンなどの場合で頭の3文字入力すると、
果てしない候補の数から薬品名を選択していかないといけないので、本当に大変です
「アムロジピンOD錠10mg「トーワ」」を併用薬に入力する場合を検証したいと思います
まずは「あむろ」と入力すると、当然すごい数の候補が表示されます
安室(それは違う)っていうのは出てきませんが、配合剤のアムロも当然ながら候補に入ってきます
候補を絞るために「あむろじぴん」ってしても・・候補が全く絞れない
ってことで、「あむろじぴんO(オー)」と入力するとやっと候補が絞れるけどまだまだ
さらに「あむろじぴんOD錠」ってするともう少し絞れてくる
表示には出てきてないけど、まだ2.5mgや5mgも候補になってしまう
ここであきらめてスクロールして候補を探すっていうのは一般の人がやる方法でしょう
簡単に候補を絞るのはコレ!!
Musubiでは検索方法に、スペースを活用するのが効率が良いんです
アムロジピンOD錠10mg「トーワ」を分解して考えます
「あむ」(スペース)「O(おー)」と入力すると、相当な数が絞れます
もしかしたら、ここからアムロジピンOD錠10mg「トーワ」を探しに行っても、そんなに苦痛ではないと思います
もう一歩突っ込んでみて、
「あむ」(スペース)「O(おー)」(スペース)「1」と入力すると
アムロジピンOD錠10mgの候補に絞られて、後は屋号だけになります
しかしここまでくれば屋号もなんとかしたくなりませんか?
ってことで、
「あむ」(スペース)「O(おー)」(スペース)「1」(スペース)「と」と入力すると・・
ここまで絞られるので、トーワの方を選ぶだけで済みます
要するに商品名を分解し文字入力すると候補が絞れる
やっていることは薬品名を分解して、検索で候補が絞れそうなワードを少しずつ入れてスペースを空けるだけ
アルファベットも大文字で反応してくれるし、数値も大文字で大丈夫なので、
うまく検索していけば相当な時間短縮につながるはずです
またマウスを使わなくても、併用薬検索が可能なので効率が良くなるはず
新規患者の複数の併用薬をマウスを使用せず入力する
さらに、複数の併用薬を入力する場合、
上記の方法で候補を2つくらいまで絞れれば、スクロールもせずカーソルで選択してEnterキーで確定
医療機関名を入れ、TABキーを押せば「入力枠追加」に移動するので、スペースキーを押せば(クリックと同様の機能)、
併用薬の入力欄に移動するので同じことを繰り返せば、マウスを一切使用せず併用薬の入力が可能です
結論:小ネタではあるが、入力に対する気分は少し楽になった
あくまで個人的な感想ですが、この併用薬の入力が嫌で面倒でした
とくに新患の薬品数が10個を超えた時につく「ため息」は患者に届いていないか心配です(ウソ)
しかし、この方法でテンポよく入力が行えたことで、短時間で行えるようになり、
本当に調子が良いときは、新患アンケートを行っている最中に、
サマリーの併用薬の入力が終わることもあります
ちょっとした簡単なネタではありますが、やってみると意外と便利なことに気が付くかもしれません
オススメ度・・・★★★★